シートベルト

クレジットカードに付帯する「シートベルト保険」というものをご存知ですか?文字通り、シートベルト着用時に起きた事故に関して補償が下りるという制度。

ただし、道路交通法改正によりシートベルト着用が義務化されて以来、この保険が付帯したクレジットカードは珍しくなっています。

そこで今回は、補償内容の解説と併せて、「シートベルト保険」付帯のクレジットカードも紹介していきますね。

「シートベルト保険」とは?

ドライブ

シートベルト保険とは、その名の通り「シートベルト着用時に起きた事故に対して、その損害が補償される保険」のこと。

ただし、シートベルトさえ着用していれば、軽傷などでも補償が適用されるというわけではありません。

シートベルト保険の適用条件は?

この保険が適用されるのは、シートベルト保険付帯のカード会員が、シートベルトを着用して車を運転(もしくは同乗)しているという大前提のもと、以下のいずれかに当てはまる場合のみ。

  • 事故により本人が亡くなっている
  • 重度の後遺障害で通常の生活が出来なくなっている

事故での入院や通院は、補償の対象外なので注意が必要です。

道路交通法をきちんと守っていれば、カードを持っているだけで適用となる便利な保険ですが、適用条件を見るとあまり利用したいとは思えません・・・。

このような状況には、陥らないに越したことはないですね。

シートベルト保険の注意点

シートベルト

シートベルト保険には、シートベルトを着用していても保険が適用されないケースがあるので注意が必要です。

  • 日本国内での事故のみ有効(海外での事故は対象外)
  • ショベルカー、トラクター、フォークリフトなど特殊車輌での事故は対象外

つまり、日本国内で乗用車やタクシーに乗車していた場合に起きた事故が対象となります。

また、あまり想定したくないことですが、カード会員本人が事故で亡くなってしまった場合、クレジットカードにシートベルト保険が付帯していたことを家族の方が知らないというケースもあります。

そのため、お持ちのクレジットカードにシートベルト保険が付帯しているなら、万一のことを考えて家族の方へ知らせておくべきでしょう。

不吉な話になってしまいましたが、いつ何が起こるかわからないので、保険の内容は家族でしっかり把握しておくことが大切です。

シートベルト保険付帯のクレジットカードは?

シートベルト保険が付帯したクレジットカードは、減少傾向にあります。

以前はシートベルト保険が付帯していたカードも、下記のように次々とサービスを終了しています。

  • 出光まいどカード:2007年3月末までの限定 現在はサービス終了
  • 三菱UFJニコスカード:2010年6月30日でサービス終了
  • ホンダC JCBカード:2010年12月1日でサービス終了
  • オリコカード:2011年11月30日でサービス終了

そのため、この保険が付帯したカードは下記4つのカード以外、あまり耳にしたことがありません。かなり貴重です。

ライフカード<旅行傷害保険付き>

ライフカード旅行傷害保険付き

ライフカード発行クレジットカードの中でも、このライフカード<旅行傷害保険付き>のみ、シートベルト保険が付帯しています。

  • 年会費:初年度無料/2年目以降1,250円(税抜)
  • 国際ブランド:VISA/MasterCard/JCB
  • 補償額:最高200万円

マツダm’z カード

マツダm’zカード

このカードは、三井住友カードとセゾンカードから発行されており、発行会社によって選択できる国際ブランドや補償額が異なります。

  • 年会費:ともに初年度無料/2年目以降1,350円(税抜)
  • 三井住友カード発行:VISA/MasterCard 補償額最高1,000万円
  • セゾンカード発行:MasterCard(補償額最高1,000万円)、JCB(補償額最高800万円)

スズキカード

スズキカード

セディナ発行のシートベルト保険付きクレジットカード。

  • 年会費:初年度無料/2年目以降1,250円(税抜)
  • 国際ブランド:JCB/MasterCard
  • 補償額:最高500万円

ブリヂストンカーライフサポートカード

ブリヂストンカード

ブリヂストンカーライフサポートカードは、5社のカード会社から発行されており、それぞれ国際ブランドが異なります。

その中でもシートベルト保険が付帯しているのは、セディナ発行のMasterCardブランドのみ。

  • 年会費:いずれも初年度無料/2年目以降1,250円(税抜)
  • 補償額:最高200万円
  • セディナ:MasterCard シートベルト保険付き
  • オリコ:MasterCard シートベルト保険なし
  • ジャックス:JCB シートベルト保険なし
  • 全日信販:JCB シートベルト保険なし
  • 三菱UFJニコス:VISA シートベルト保険なし

シートベルト保険付帯のカードが珍しいのはなぜ?

シートベルト

前述の通り、シートベルト保険付帯のクレジットカードは以前より格段に少なくなっています。

その原因として考えられるのは、「道路交通法の改正」です。

シートベルト保険が登場した頃は、まだシートベルトの着用が義務づけられていませんでした。

そのため、シートベルト保険には「着用を促す意味」も込められていたようです。

しかし、2008年6月に道路交通法の改正が行われ、シートベルトの着用が義務づけられるようになりました。

シートベルトの着用が義務となった現在、あえて「着用」を保険の適用条件にする意味がなくなってしまったというのが、相次いだサービス終了の原因と言えるでしょう。

未だにシートベルト保険が付帯したクレジットカードは非常に珍しいので、ぜひ今回紹介したカードを検討してみてくださいね。

シートベルト保険まとめ

いかがでしたか?最近ではあまり聞き慣れない「シートベルト保険」というサービス。

適用条件は「重度の後遺障害」もしくは「死亡」の場合となっており、あまり考えたくない事態です・・・。

しかし、シートベルト保険が付帯したクレジットカードを持っている方は、万一のことを考えて家族に知らせておくべきです。

もちろん事故に遭わないに越したことはありませんが、いざという時はここで解説したことを思い出していただけたら幸いです。

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