交通系ICカード

日本国内には複数の交通系ICカードが普及しています(最も有名なのは「Suica」)。

このようなICカードは、地域ごとに発行会社や対象としているエリアが異なりますが、実は互いのエリアで相互利用が可能。

そのため、自分が拠点としているエリアのカードを1枚持っていれば、基本的に他県でも問題なく使えます。

今回は、エリアごとに異なる交通系ICカード11種類をまとめてみました。

Suica(スイカ)

スイカ

JR東日本発行のSuica。

日本初の交通系ICカードとして、最も有名な「Suica」は日本で一番発行枚数が多く、首都圏で電車やバスに乗るなら欠かせません。

「ビュー・スイカ」カードなど、Suica一体型のクレジットカードも多く発行されています。

電子マネーの加盟店数はトップクラスを誇り、多くのお店や自動販売機でSuicaが使えます。

PASMO(パスモ)

パスモ

Suicaと同じく首都圏で使える交通系ICカード。Suicaとの違いは発行会社のみで、内容はほとんど同じです。

Suicaとの違いを挙げるとしたら、"SuicaはJR、PASMOは地下鉄"という感じでしょうか。

しかし交通系ICカードは互いのエリアで相互利用ができるので、あまり気にする必要はありません。

PASMO一体型クレジットカードには、To Me CARD Primeなどがあります。

ICOCA(イコカ)

ICOCA

JR西日本発行。

ICOCAは、関西・近畿エリア、岡山・広島・香川県で使えます。

クレジットカードと紐づける「SMART ICOCA(スマートイコカ)」も利用可能!

SMART ICOCAは、チャージの手間が省けたり、ケータイ・パソコンから利用履歴が確認できるなど、利便性が高いサービスです。

PiTaPa(ピタパ)

Pitapa

ICOCAと同じく関西エリア(近畿・東海・北陸地方や岡山県など)で使えるPiTaPaは、「タッとッチするだけでッとスピーディーに!」がキャッチフレーズです。

PiTaPa以外の交通系ICカードは全て事前にチャージ(入金)が必要であるのに対し、唯一PiTaPaだけは後払い式

そのため基本的にはクレジットカードとの紐づけが必要であり、他の交通系ICカードよりも入手の難易度は若干高いです。

また、PiTaPaは電子マネーとして、他の交通系ICカードと相互利用ができません(乗車では相互利用が可能)。

他の交通系ICカードは"プリペイドカード寄り"であるのに対し、PiTaPaは"クレジットカード寄り"です。

manaca(マナカ)

マナカ

名古屋鉄道発行。

名古屋エリアにて、名古屋鉄道や名鉄バスで使えるmanacaは、主に愛知県をメインとしています。

他の交通系ICカードは、複数の県を対象としているのに対し、manacaは「愛知県専用」!愛知県在住の方にとっては、なんだか誇らしいですよね。

名鉄ミューズカードは、manacaと併用すればポイントの二重取りができるクレジットカード。名鉄を利用する方におすすめです。

TOICA(トイカ)

TOICA

JR東海エリアで使えるTOICA。

特に、新幹線を利用する方には利便性の高いカードです。

プラスEXと組み合わせて利用できたり、TOICA定期券で新幹線に乗れるなど、他の交通系ICカードにはない機能付き。

Kitaca(キタカ)

キタカ

Kitacaは、JR北海道旅客鉄道が発行しており、主に北海道で利用可能。

クレジットカードと一体化した「JRタワースクエアカード Kitaca」もあります。

SAPICA(サピカ)

SAPICA

札幌の地下鉄・バス・市電で使えるSAPICA。

「サッと取り出して、ピッと利用できるSAPPORO(さっぽろ)のICカード」という意味が込められています。

ポイント還元率は10.0%を誇り、札幌在住なら持たない理由がないほどお得&便利。

SAPICAは相互利用サービスに対応していないので、SAPICAエリア以外で使えません。

同様に、他の交通系ICカードもSAPICAエリアでは使えないので注意が必要です。

nimoca(ニモカ)

ニモカ

九州エリアの交通系ICカード「nimoca」は、「nice money card」の略。

nimoca一体型のクレジットカードや、多機能nimocaも数多く発行されているので、用途に合わせて選べます。

nimocaで乗車すればするほどnimocaポイントが貯まるので、頻繁に電車やバスを利用するなら持たない理由はないでしょう。

SUGOCA(スゴカ)

スゴカ

JR九州の交通系ICカード「SUGOCA」は、「Smart Urban GOing CArd」の略。

「カイサツも。カイモノも。スッ!とゴー!」がキャッチフレーズです。

JQ CARDセゾンは、SUGOCAオートチャージ機能や、アミュプラザでいつでも5%OFFの特典が付いているので、SUGOCAを利用している方におすすめ!

はやかけん

はやかけん

福岡市地下鉄などで使える、九州エリアの交通系ICカード「はやかけん」。

他の交通系ICカードと比較すると、名前が個性的で良いですね!

同じく九州エリアの「nimoca」「SUGOCA」とも、相互利用ができます。

交通系ICカードが統一されない理由

国内では、今回紹介したものだけでも11種類の交通系ICカードがあります。

そのうち、交通機関での相互利用サービスが使えるのは「SAPICA」以外の10種類。電子マネーでの相互利用サービスが使えるのは、「SAPICA」「PiTaPa」以外の9種類です。

つまり、下記のうちどれか1枚でも持っていれば、日本全国で問題なく利用できるということ。

  • Suica
  • PASMO
  • ICOCA
  • (PiTaPa)
  • manaca
  • TOICA
  • Kitaca
  • nimoca
  • SUGOCA
  • はやかけん

それなら、1種類に統一した方が簡単なのでは?と思いますが、統一されずに何種類ものカードが横行している理由は「発行会社の違い」にあります。

各カードは、全て異なる発行会社が独自のサービスを付け加えて提供しているもの。もちろん、利益も発行会社ごとに異なります。

それらのカードを統一するとなると、各社に利益を振り分けなくてはならず、結果的には"会社ごとに異なるカードを発行すること"と何も変わりません。

そのため、統一されることはないにせよ、相互利用という形で普及しているのです。もし統一されることがあるにしても、まだ先の話でしょう。

交通系ICカードまとめ

いかがでしたか?

個人的には「ご当地カード」のような感覚で、日本全国の交通系ICカードを集めるというのがちょっとした夢です(笑)。

まだ交通系ICカードを持っていない方は、ぜひ検討してみてくださいね。

もっと読む

  • 0
    はてなブックマークに追加
  • 0
    Google+でシェア
  • 0
    Pocket