自撮り写真(セルフィー)で本人確認!MasterCardが新たな認証の取り組みを始めたようです。

最近、新たなセキュリティ対策が続々と開発され、クレジットカードは徐々にカタチを変えつつあります。

今回は、「クレジットカードの本人確認を自撮りで行う」という、MasterCardの新たな取り組みについて紹介します。

自撮りがパスワードの代わりに!?

MasterCardは、「パスワードに代わるセキュリティ対策として、自撮り写真を利用した認証技術を採用する」と発表しました。

つまり、オンラインでのクレジットカード決済において、「自分の顔がパスワードの代わりになる」ということ。

MasterCardはこの新たなシステムを、2016年夏にイギリス・アメリカ・カナダおよび欧州の複数の国にて、リリースする予定です。

やり方が気になる

やり方はこんな感じ。

  1. ユーザーがスマートフォンで専用アプリをダウンロード
  2. クレジットカード情報と自分の顔写真をアプリに登録
  3. オンライン決済の利用時に自分の写真を撮って認証

専用のアプリで自撮りするだけでお買物ができちゃうみたいですね。

「以前撮影した写真を他人に悪用されたらどうするの?」という疑問が浮かびますが、これに関しては下記のような対策が取られています。

"その場で自身が撮影した写真であることを証明するために、決済時にはカメラの前で『まばたき』が必要。"

今後は生体での本人確認が当たり前に?

「自撮り写真で本人確認を行う」というこの新技術は、5年以内に世界で普及させることを目指して開発されたそう。

既に、中国の大手ネットショップ『アリババ』でも、顔認証技術を利用した決済システムのテストを行っています。

更にMasterCardでは、自撮り以外にも『心拍数』や『虹彩(視線)』、『音声』を利用した認証技術も開発中。

数字という共通概念ではなく、『唯一無二の自分の身体』がセキュリティを兼ねることが当たり前になってきています。

メリットは?

『自撮り写真で本人確認を行う新技術』に関するメリットをまとめてみました。

セキュリティ面において安心

何よりも安全性が高いことが挙げられるでしょう。

入力式のパスワードの場合、4桁の数字であれば、最大でも9,999パターン試せば解ける可能性があります。

また、最近普及している指紋認証技術でさえ、寝ている間に読み取られたら、パスワードよりも簡単に解けてしまいます。

しかしまばたきが必要な自撮りとなれば、意識がある自分自身でしか認証させることができません

セキュリティ対策として高い効果を発揮することは間違いないでしょう。

決済が楽

もう一つは、自撮り認証なら、パスワードを入力するよりも決済が楽。

アプリを開いてまばたき以外に何もしなくていいので、実質スマホを見つめただけでお買物が出来てしまうことになります。

パスワードのように忘れる心配もありません

疑問点も・・・。

私なりに疑問点を挙げてみました。

似ている人でも認証されるのか?

利便性と安全性の高い新技術ですが、自分と似ている人が認証を行った場合どうなるのでしょうか

例えば兄弟・姉妹・双子等の血族や、そっくりさんなど。

ただ似ているだけの他人であれば、認証されないかもしれません。

しかし、実際に遺伝子レベルでつながりがある関係の場合、システムは正しく作動するのか気になります。

女性はメイク等で変わるのでは?

もしも似ている人では認証技術が作動しなかったとしたら・・・。

女性の場合は、特に目元のメイクで表情に違いが出るものです。

この場合、例えばですがどんなに濃いメイクをしていても、しっかりと認証してもらえるのか疑問です。

↓今挙げた2つの疑問は相反する内容なので、どちらも適用されるなら矛盾が生まれる気もします。

  • 似ている人では認証されない
  • メイクと素顔どちらも本人として認証される

いずれにしても実際に普及するまでなんとも言えませんが・・・。

最後に

生体を用いた様々な認証技術が生まれる中、『自撮りで本人確認』は非常に興味深いものです。

パスワードと違って、誰にも乗っ取れないものである一方で、徐々に変化するものでもあり、非常に複雑です。

私たちの中で自撮りでの本人確認が当たり前になる頃、「昔はいちいち数字を入力していたよね。」なんて会話が飛び交うのでしょうか。

まだあまり想像ができません。

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