union

銀聯(ぎんれん)カードを知らない方は多いですが、Union Pay(ユニオンペイ)なら聞いたことがあるという人も多いはず。

銀聯カードとUnion Payは、呼び名は違えど同じカードを指します。

銀聯カードは少し複雑なので、仕組みを紐解いていきましょう。

銀聯カードは中国人のおサイフ代わり

銀聯カードとは中国で最も一般的な決済手段で、一言でいうと中国のデビットカード。中国人の約半数が所有しています。

クレジットカードは基本的に後払いですが、デビットカードなら使った分だけその場で自分の預金口座から引き落とし。

使いすぎる心配もありませんし、口座にお金が足りなければそのまま使えません。

いつ何時でもダイレクトに口座の状況が繁栄されるということで、ほとんど現金の代わりです。

銀聯カードの登場の背景

銀聯カードが登場する前は、中国において金融機関での取引(残高照会、預入、振込、引出など)に関して、その地域や金融機関によってシステムやルールにばらつきがありました。

また、同じ金融機関であったとしても、異なる地域間での取引は一部もしくは全部の決済が出来ない問題もありました。

そこで「システムやルールを統一しよう」と中国の80強の金融機関が立ち上がり、共同で銀聯を設立したことが始まりです。

銀聯カードが登場する前は・・・

クレジットカードがあまり普及していない中国では、高額な商品を購入する場合にも、いちいち現金を持ち歩かなくてはなりませんでした。

防犯面でも不安ですし、お金を数える手間なども考慮すると、とても不便です。

銀聯カードが登場してからは、お買い物がより便利で安心になりました。

日本で使っても便利な銀聯カード

最近は日本でも銀聯カードの取り扱いが増えているため、ますます活躍するようになりました。

中国には外貨持ち出し制限という法律があり、100万円以上を海外に持ち込むことは禁止されています。

この厄介な制限は、以前は中国の方が海外でお買物をするときの支障となっていましたが、銀聯カードの登場によりその問題は解決。

100万円以上の利用であっても、銀聯カードなら外貨持ち出しという扱いにはなりません。

そのため上限を気にせず買物を楽しめるようになり、これがいわゆる世間で言うところの、「中国人による爆買い現象」に繋がっているという見方もできます。

日本の景気も潤い、中国観光客も心置きなくお買物を楽しめるということで、一石二鳥の銀聯カード。日本で加盟店が増えていることにも納得です。

ATMで現金を引き出せる!両替不要

銀聯カードはもちろんキャッシュカードとしても使えるため、ATMから現金を引き出すことも可能。

中国で銀聯カードが使えないATMはほとんどありません。

また日本でも銀聯カードが使えるATMが、セブン銀行をはじめとして多数あります。

もちろん現地通貨で引き出せるため、両替の手間や手数料を抑えることができます。

例えばセブン銀行なら引き出し手数料は1回110円ですので、一回の操作でまとめて引き出すのがお得に両替をするコツですね。

銀聯カードは日本でも発行できる

これまで中国で主に使われている銀聯カードについて説明してきましたが、MUFG銀聯カードのように、下記のカード会社なら日本でも発行できます。

日本でも中国でも発行できる銀聯カード。その違いは?

日本の銀聯カードは、他のクレジットカードの追加カードという形で発行されるため、単体で持つことはできませんが、中国への渡航が多い方なら持っておくと非常に便利。

ただし、銀聯カードの利用分はクレジットカードの利用代金と合わせて請求されるため、日本発行の銀聯カードはデビットカードではなくクレジットカード扱いとなります。

なぜ日本発行の銀聯カードはクレジットカード扱いなの?

中国では「銀聯」は銀行扱いです。

「中国のあらゆる金融機関を一元管理する銀聯カード」は国民から非常に需要があるため、デビットカードおよびキャッシュカードとして利用できますが、日本には銀聯で管理されている銀行がないためビジネスとして成り立ちません。

例えるなら、中国で「三菱東京UFJ銀行」のキャッシュカードを発行できないのと同じ意味です。

同じように日本にも、銀聯で管理されている中国の銀行がないため、「日本のクレジットカードの追加カード」という形で発行されるのです。

デビットカードとしての銀聯カードが欲しいのであれば、中国に銀行口座を開設する必要があるでしょう。

 どこでどのように使えるの?

銀聯カードは今や26ヶ国で利用できるまでになり、韓国、シンガポール、タイなどアジア諸国から欧米までその勢力はとどまることを知りません。

日本ではマツモトキヨシ、ドン・キホーテ、ビックカメラをはじめとした大手のお店で銀聯カードを取り扱っています。

使い方としては、お支払いの際に6桁の暗証番号の入力とサインが必要です。

サインレスで決済できるクレジットカードと比べると、やはり即時引落がされる分銀聯カードは慎重ですね。

中国へ行く機会が多いなら持っておくと喜ばれる!

中国ではクレジットカードはあまり普及していないと言いましたが、使えないわけではありません。

しかし少額の決済などを行う時は、中国のお店側が加盟店手数料を支払わなくてはいけないため、あまり歓迎されないという事実もあります。

最も一般的である銀聯カードなら加盟店手数料も無いに等しいため、利用して喜ばれるのは断然銀聯カード!

そこまで中国へ行く機会がないならあまり必要ないですが、「短期間ながらも何度も行く機会がある方」や「留学等の長期滞在をする方」は、中国にて銀聯カードを持っていると非常に便利です。

いずれにしても今まで銀聯カードを知らなかった方がこの記事をきっかけに、街でUnion Payのマークを見つけた際に「あっ」と思っていただけたら幸いです。

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