国際ブランド・ディスカバー

皆さんはお店で会計をする時に、上記の「DISCOVER」というステッカーを見たことはありますか?

僕はそのステッカーを見て「周りにそんなクレジットカード持ってる人いないし、なんか怪しい・・・」と正直思っていましたが、DISCOVERはれっきとしたクレジットカードの国際ブランド

実はダイナースクラブやJCBのカードを持っている人なら、ディスカバーの加盟店でも決済できるみたいなんです。

そこで今回の記事では、「ディスカバー(Discover)」ってどんな国際ブランド?日本でも決済できる?などの疑問について解説していきたいと思います。

ディスカバー(Discover)とは

ディスカバーとは、アメリカのディスカバー・フィナンシャル・サービス(Discover Financial Services)が提供する国際ブランドです。

日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは知名度の高い国際ブランドとして認知されています。

近年では、このディスカバーと銀聯(Union Pay)を加えたVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、JCBは7大国際ブランドと呼ばれています。

ちなみに国際ブランドとは、国際的にカード決済が可能なクレジットカードブランドのことです。

ディスカバーは日本では作れない

バツを作る男の子

2018年現在、ディスカバーは日本国内で作ることができません。※ただし決済は可能なので後に解説します。

どうしてもディスカバーを作りたい場合はアメリカに在住し、信用履歴(クレジットヒストリー)を積む必要があります(泣)。

この「ディスカバーブランドのクレジットカードを作れない」というのが、日本でディスカバーの知名度を下げている大きな要因です。

もし、ディスカバーが同じ国際ブランドの銀聯(Union Pay)のように多く使われるようになれば、日本でも浸透するかもしれませんね・・・。

ディスカバーの歴史

歴史

次はディスカバーの歴史に触れたいと思います。

ディスカバーは1985年、アメリカの大手百貨店シアーズ(Sears)が設立しました。

「年会費無料」や「1%キャッシュバック」など、当時では珍しい特典で利用者を増やすことに成功します。

しかし、百貨店同士(トイザらスやウォルマート)の競争が激しくなり、やがて1993年には証券会社のディーン・ウィッター社(Deen Witter Reynolds)にクレジットカード業が売却され、更にアメリカの投資銀行モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)に吸収合併されます。

そしてその後、2005年には中国の銀聯(Union Pay)、翌年2006年にはJCBとそれぞれ提携し、お互いのクレジットカードで加盟店を利用できるようになりました。

また2008年にはダイナースクラブを買収し、国際的な決済ネットワークを強化しています。

ディスカバーを持っていなくても加盟店で決済できる

日本人でディスカバーを持っていない方でも、JCB・ダイナースクラブ・銀聯(Union Pay)などのクレジットカードがあれば、ディスカバー加盟店で決済ができます

なぜなら、上記の国際ブランドはお互いの加盟店を利用できる提携をディスカバーと結んでいるからです。

ただし、上記のカードを持っていても稀に利用できないお店があるので事前の確認は忘れないでくださいね。

日本国内のディスカバー加盟店で決済をする場合

日本

日本ではディスカバーを作れませんが、JCBが自身の加盟店をディスカバーに提供しています。

つまり、ディスカバーが直接日本で加盟店を増やしているわけではなく、JCBとの提携によってディスカバーは日本国内で決済できる仕組みです。

JCBはディスカバー以外にも、ダイナースクラブやアメリカン・エキスプレス、銀聯(Union Pay)と提携しているので間接的に他の国際ブランドも利用できます。

ユーザーが、日本のディスカバー加盟店(JCB加盟店)で使えるJCB以外の国際ブランドは下記の通りです。

  • ディスカバー
  • ダイナースクラブ
  • アメリカン・エキスプレス
  • 銀聯(Union Pay)

アメリカのディスカバー加盟店で決済をする場合

アメリカの国旗

アメリカではディスカバー自身が加盟店をJCBやダイナースクラブ、銀聯(Union Pay)に提供しています。

そのため、ディスカバーのステッカーが貼ってあるお店ならディスカバーを持っていなくても決済が可能です。

ユーザーが、アメリカのディスカバー加盟店で使えるディスカバー以外の国際ブランドは下記の通りです。

  • ダイナースクラブ
  • JCB
  • 銀聯(Union Pay)

アメリカではJCBの知名度が低いため、ディスカバー加盟店でも使えないことがある

アメリカでは残念ながらJCBの知名度はまだまだ低いです。

たとえディスカバー加盟店でも、提携していることを店員の方が知らないと決済を断られてしまう場合があります。

もしも店員がJCBカードを知らなかったら・・・。

ディスカバーカードと同じ方法で決済してもらうよう、

「Swipe this JCB card the same as Discover card.
(スワイプ ディス ジェーシービー カード ザ セイム アズ 
ディスカバーカード)」

とお申し出ください。

参照:JCB公式サイト

日本やアメリカ以外の国のディスカバー加盟店で決済する場合

地球儀

ディスカバーは、日本やアメリカ以外にも180以上の国と地域で利用可能です。

なので海外のディスカバー加盟店でも、ダイナースクラブがあれば決済できます

ダイナースクラブが使用できる理由は、ダイナースクラブはディスカバーに買収されているからです。

ちなみに、中国では銀聯(Union Pay)が加盟店をディスカバーに提供していることから、ダイナースクラブではなく銀聯(Union Pay)を代わりに利用できます

ユーザーが、海外(日本やアメリカ以外)のディスカバー加盟店で使える国際ブランドは下記の通りです。

中国のディスカバー加盟店
  • ディスカバー
  • 銀聯(Union Pay)
中国以外の国のディスカバー加盟店
  • ディスカバー
  • ダイナースクラブ

オンライン決済代行サービスPayPal(ペイパル)で決済する場合

Paypalのロゴ

通販サイトなどで利用されるPayPal(ペイパル)でも、ディスカバーやダイナースクラブを利用できます

PayPalとはアメリカのオンライン決済代行サービスのことです。

お店との取引がPayPalを仲介して行われるため、お店側にクレジットカード番号や口座番号は通達されません。

PayPalが扱っている国際ブランドはVISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、JCB、銀聯(Union Pay)、ディスカバーの6つです。

ダイナースクラブはありません・・・(泣)。

一見するとPayPalではダイナースクラブが使えないように見えますが、実際はディスカバーと提携しているので決済できます。

ただしダイナースクラブの決済は、商品が円表示されていてもドル決済となり、為替手数料が加算されることに注意が必要です。

ディスカバー加盟店で使えるカードの紹介

前述したように、日本ではディスカバーブランドのクレジットカードは作れません。

代わりに、日本でも発行可能な国際ブランドのクレジットカードを一覧でご紹介します。

ダイナースクラブの一覧

※ダイナースクラブは富裕層向けで、上質なサービスが人気の国際ブランド

JCBの一覧

※JCBは国内に多くの加盟店を持ち、日本が世界に誇る国際ブランド

銀聯(Union Pay)の一覧

※銀聯(Union Pay)は中国での利用はもちろん、アジア圏で便利な国際ブランド

アメリカ発祥の国際ブランド「ディスカバー(Discover)」のまとめ

今まで「あれは何だろう?」と思っていた、アメリカ発祥の国際ブランド「ディスカバー(Discover)」の謎について今回は調べてみました。

ディスカバーがJCBやダイナースクラブと提携している事を知っていれば、海外(特にアメリカ)で利用できるお店の選択肢が広がりそうですね。

機会があればぜひディスカバー加盟店でお買い物を楽しんでみてください。

日本国内ではディスカバーを作れないのが残念ですが、いつか作れるようになるのを期待して待ちましょう。

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