ゴールドカード

重厚で金色に輝く券面を見れば、ステータスを感じずにはいられないゴールドカード

自分には縁のないものだと諦めていませんか?

でも実はこのゴールドカード、昔と比較して入手のハードルが下がってきているんです。

今回の記事では、そんなゴールドカードの現状を解説していきたいと思います。

メリットやデメリット、作り方も併せて説明しますね。

ゴールドカードについての基礎知識

まずは「ゴールドカードってそもそも何?」という疑問やその歴史について、基本的な知識からお話ししたいと思います。

ゴールドカードとは?

ゴールドカード

クレジットカードは、一般(シルバー)・ゴールド・プラチナ・ブラックといった種類分けがされており、ゴールドカードはそのうちの1つです。

一般カードよりもゴールドカードのほうがランクが高く、それぞれ下記のように位置付けがされています。

種類入手の難しさ
ブラック極めて高い
プラチナ高い
ゴールド少し高い
一般(シルバー)普通

一番高いランクがブラックカード、次いでプラチナカード、その下にゴールドカードが続きます。

ちなみにランクが高いほど入手には信用や実績が必要になり、年会費も高額なのが一般的です。

そんな中でもゴールドカードは、一般カードよりも高級感があり金色の券面が特徴的。

正直ブラックカードよりもゴールドカードのほうがお高く見えるのは僕だけでしょうか?

ブラックカードを所有している方スミマセン・・・。あくまでも私的な意見です(笑)。

ちなみにカードによっては、「一般カードなのにサービス内容や年会費が他のカードより上質」というカードがあれば、その逆に見た目は金色でも「中身のサービスは一般カードと変わらない」というカードもあります。

それだけゴールドカードが一般的になり、券面の色よりもサービス勝負になってきているということですね。

ゴールドカードの印象やイメージ

それでは皆さんは、ゴールドカードに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?

お金持ちや仕事のできる上司が持っていて、会計時にサッと支払う・・・。

一般的にはそんな、「余裕のある大人が持つクレジットカード」というような根強い印象があります。

トレンダーズ株式会社が2011年に行ったクレジットカードの調査によると、「会計時に他人のカードの色をチェックした人」が82%。

また、女性の6割が「ゴールドカードの有無は異性の魅力に影響すると思う」という調査結果があります。

このように世間では、ゴールドカード=経済的なゆとりと社会的信用のある人が使うカードというイメージが大半のようです。

ゴールドカードの現状と審査へのハードル

ゴールドカードを持った女性

ではゴールドカードは今でも、そのような限られた人にしか手にできないカードなのでしょうか?

答えはノーです。

ゴールドカードの入会へのハードルは、昔と比べて下がってきています。

1980年代後半に起きたバブル景気の頃は、ゴールドカードの申込資格だけでも「年齢30歳以上で年収500万円が必要」と言われた時期がありました。

しかし現在では、若者向けのヤングゴールドカードや低年会費のものなど選択肢が多くなったことで、フリーターや主婦の方でも持ちやすいカードになりつつあります。

「ゴールドカードは年会費が高いから無理!」と思っていた方や、初めてゴールドカードを作りたい方には低年会費のゴールドカードがおすすめです。

ただし年会費が安い分、利用限度額や付帯するサービスが制限されてしまうので注意してくださいね。

またゴールドカードのハードルが下がったもう一つの要因として、プラチナカードやブラックカード等の上位カードの登場も挙げられます。

個人的な感想では、現在でもゴールドカードはリッチ。でも年会費を惜しまなければ結構簡単に持てるといった印象です。

ゴールドカードの歴史

みなさんあまり興味はないかもしれませんが、せっかくの機会なのでゴールドカードの歴史についても触れておきたいと思います。

日本で最初に登場したゴールドカードは、1980年に国際ブランドのアメリカン・エキスプレス社が発行した「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

かつてはこのゴールドカードこそがクレジットカードの中でも最上位のランクにあり、高いステータスの人しか持てませんでした。

しかし、他のカード会社が次々とそれを模倣してゴールドカードを作ったことで、アメリカン・エキスプレス社のゴールドカードは特別感が薄れてしまいます

そこでアメリカン・エキスプレス社は、より高いステータスを提供するために上位ランクのプラチナカード、ブラックカードを導入し、ライバル社と差をつけようと考えたのです。

結果、プラチナカードやブラックカードの登場によりゴールドカードのステータスは徐々に薄れ、現在では比較的作りやすいカードになりました。

ゴールドカードの年会費相場

株相場

では実際にゴールドカードは、年会費をどのくらい払えば所持できるのでしょうか?

位置付けをつかみやすくするために、他のランクの年会費帯も調べてみました。

カード相場
年会費無料カード0円
一般カード1,000円~2,500円
低年会費ゴールドカード(ヤングゴールドカード)2,000円~5,000円
ゴールドカード1万~3万円
プラチナカード3万円~5万円
ブラックカード10万円以上

こう見てみるとブラックカードは圧倒的な価格設定です(笑)。

基本的にゴールドカード以上のカードは高額な年会費が発生する分、得られるサービスが一般カードよりも高品質になっています。

この年会費こそがゴールドカードのサービス、さらにはステータスの証とも言えるでしょう。

ゴールドカードのメリット

ここでは、どのゴールドカードにも付帯するオーソドックスなメリットを解説していきます。

空港ラウンジやステータスの証明など、一般カードにはない特典が手に入りますよ。

ステータスの証明

ゴールドカード

まずは一般カードにはないメリットの筆頭「ステータス」です。

社会的な信用性や品格を示すことができるステータスは、ゴールドカードならではの特典となります。

しかし、急にステータスの証明と言われてもピンときませんよね(僕がそうでした・・・)。

例えばですが、ゴージャスな腕時計を身に着けていたり高級な車を乗り回している人は基本的に「お金持ちで相応の地位にいる人なんだろうなぁ」と判断されると思います。

世間では振舞いだけでなく、身に付けている物からも社会的地位がある人かどうかを評価される傾向にあります。

これはクレジットカードも同じです。

つまり一般カードよりも高級感あふれるゴールドカードを持っていれば、それだけでステータスをアピールできるんです。

「えっ。それだけで?」と言う声が聞こえてきそうですね。

実際に飲み会などでゴールドカードを提出すると、周りからも「おぉ。ゴールドカードだ!」と言われることがあります。

ちなみに海外では日本よりももっと、持っているクレジットカードによって自分のステータスが左右されます。

それは「ランクの高いクレジットカードを持っている=カードの審査に通った」ということであり、「カード会社から信用されているのなら信頼に値する人なのだ」と判断されやすくなるからです。

もちろん日本でもゴールドカードは良いイメージが根強いので、周囲から評価されやすくなります

国内外の保険補償

応急処置

ゴールドカードに付帯する保険の補償額は、基本的に一般カードよりも手厚くなっています。

特に海外では治療費が高額になりやすいため、海外旅行などの機会が多い方には注目すべきサービスと言えるでしょう。

一般カードの場合は、航空券などをカードで購入しないと保険が適用されない利用付帯がほとんどですが、ゴールドカードには所持しているだけで保険が付帯する自動付帯保険が多いのも特徴です。

自動付帯であれば、わざわざ自分から保険に加入しなくてもいいのでとっても便利です。

ただし・・・。

もしも自分の欲しいカードが、「自動付帯で傷害死亡・後遺障害保険が最高数千万円!」という方でもそれだけで安心したもうことなかれ。

ここでチェックしたいのは、保険の適用期間や疾病・傷害治療保険(病気・ケガを対象にした保険)です

「カードを持っていれば補償されるから問題ないんじゃないの?」そうお思いの方も多いでしょう。

実は保険には適用期間が設定されており、これを過ぎると保険適用外になってしまいます(泣)。

カードによって違いはありますが、だいたい出国から帰国までの90日、疾病・傷害治療費は300万円まで補償されるのが一般的です。

欲しいクレジットカードの補償内容は、いざという時のためにしっかりと目を通しておいてくださいね。

空港ラウンジが利用可能

空港

ゴールドカードを含めた上位のクレジットカードは、国内の主要な空港にあるラウンジが無料または割引されます。

空港ラウンジとは航空会社や運営する会社の提供する待合室のことで、一般の乗客の場合は有料です。

空港の規模や運営会社によって設備は異なりますが、一般的には新聞や雑誌が読むことができ、飲み物などが無料で提供されます。

ラウンジによってはビールが飲めるところも・・・(嬉)。

ビジネスマンのためにPC作業がしやすいデスクやWi-Fi環境、コピー機が設置してあるラウンジも多いです。

搭乗までの持て余した時間をゆっくり過ごせるので、ゴールドカードを入手したら1度は利用したいサービスです。

ゴールド会員専用デスク

デスク

ゴールド会員専用の電話サポートデスクは通常のデスクよりも繋がりやすく、手続きの受付やカードに関する相談が行えます。

急な相談や保険の確認でも気軽に電話でき専任の担当者がサポートしてくれるため、カードを初めて利用する方も安心です。

カード会社によって休日の対応や、ホテル・航空券の手配をしてくれるデスクが用意されている場合もあります。

ゴールドカードを手にした際には、ぜひ有効活用しましょう。

利用限度額が増える

上昇グラフ

クレジットカードには、それぞれ支払い時に利用できる金額の限度が決められています。

この限度額は利用者の信用性や年収、支払延滞の有無によってカード会社から設定されるものです。

一般カードが大体10万円~50万円に設定されるているのに対し、ゴールドカードになると利用限度額は50万円~100万円ほど見込めます。

もちろん利用実績を積めば、さらなる限度額のアップも可能。

いくら買いたいものがあっても、なかなかこの金額を現金では持ち歩きづらいですよね・・・。

そう考えるとクレジットカードはなんと偉大な発明なのでしょうか(笑)。

カード紛失時の補償や利用停止も電話一本で完了するため、安全面もばっちりです。

ゴールドカードは一般カードよりも限度額の自由度が増し、大きい買い物ができるのも魅力の1つです。

ポイントやサービスの優待

ポイント

ゴールドカードの中には、一般カードよりもたくさんポイントが貯まるものがあります。

提携サイトを使うことでよりお得にポイントが貯まるものや、海外ショッピングなら高いポイント還元が得られるキャンペーンなど、それぞれのカードによって強みは十人十色です。

またポイント優待だけでなく、提携のレストランや料亭でカードを提示すれば割引や優遇を受けられるサービスも。

特にアメリカン・エキスプレスやダイナースクラブは多くの高級レストラン・料亭が加盟店に名を連ねており、グルメの優待に優れています。

さらに上のカードを目指せる

階段

「ゴールドカードよりもさらに高いステータス、サービスが得られるプラチナカードやブラックカードが欲しい!」という方は多いのではないでしょうか?

そんな方にはゴールドカードの利用実績で、さらに上位のカードを入手可能です。

延滞なく堅実にカードを利用し、カード会社から信用を得られれば上位カードへのインビテーション(招待状)が届きます。

インビテーションが届く条件は公開されていませんが、インビテーションのチャンスがあるゴールドカードとしてはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードJCBゴールド等が有名です。

招待前招待後
AMEX・ゴールド・カードAMEX・プラチナ・カードAMEX・センチュリオン・カード
JCBゴールドJCBザ・プレミア
JCBザ・クラス

アメリカン・エキスプレスは、ゴールド→プラチナ→ブラック(センチュリオン・カード)へと段階を踏んで招待されます。

それに対してJCBゴールドは、招待制のゴールドカード「JCBゴールド・ザ・プレミア」へ招待されることもあれば、いきなり最高ランクの「JCBザ・クラス」へ招待されることもあります

いきなり最高ランクへの招待だなんて、夢を感じずにはいられないですね。

「そろそろ上位カードに切り替えたいけど、なかなかインビテーションが届かないなぁ」という方は、ぜひゴールド会員専用デスクに相談したり、インターネットで申請してみてください。

カードによっては、利用実績に応じて対応してくれますよ。

ゴールドカードのデメリット

頭を抱える男性

さて、数々のメリットを紹介してきました。

ゴールドカードは見た目だけでなく、サービス内容も十分ゴージャスなことが伝わったでしょうか?

しかしそんなゴールドカードにも細かなデメリットがいくつか存在します。

ゴールドカードを作る前に、その注意点も心に留めておいてくださいね。

年会費が高い

ゴールドカードは高品質なサービスがを利用できる代わりに、一般カードと比べるとどうしても年会費が高くなってしまいます。

正直ここは個人の感覚によって変わってしまうのですが、例えばいくら年会費が安くても特典を使わなければ、そのカードを持っている意味はありません。

その反対に年会費が高くてもそれに見合う特典を自分が使いこなせればそれはきっとお得なカードです

簡単に説明すると「自分がそのゴールドカードに年会費以上の魅力を感じるか?」が大切になります。

多くの場合に年会費が高いと感じてしまう原因は、特典をあまり利用しない生活スタイルだったり、自分のステータスにつり合いが取れていないからです。

「どうしても年会費が気になる」という方は、前述した低年会費ゴールドカードや若者向けのヤングゴールドカードを狙いましょう。

一般カードよりも審査が厳しい

評価

これもやはり一般カードと比べると、ステータスの高さやサービスに比例して審査が難しくなっていきます。

通常、カード会社は年齢制限や会社の勤続年数、年収による制限を設けており、それらの条件をクリアすると審査の申し込みが可能です。

ちなみに審査では、純粋な年収の高さよりも安定的な収入を得られているかどうかが重視される傾向があります。

一方で自営業の方は、会社員の方より収入が不安定だと判断されるためか年収に注目されることが一般的です

最近は25歳以上で年収が300万円程度の正社員の方なら、誰もがゴールドカードを作れると言われていますが、それでもゴールドカードはステータスを得られる1枚として審査のハードルは高めに設定されています。

ゴールドカードの作り方

署名

ここまでの解説でゴールドカードのメリット・デメリットについては、知識を深めていだけたかと思います。

次は「ゴールドカードの良さは分かったけど、実際に作るにはどうすればいいの?」ということで、作り方について簡単に説明していきます。

ゴールドカードを作る方法は2種類です。

  • 自分で申し込む
  • カード会社からの招待状が届く

順番にご紹介しますね。

自分で申し込む

まず1つ目は一般カードと同様に、申込資格を確認して自分から申し込む方法です。

時期や申し込み方法によっても異なりますが、ゴールドカードは審査にだいたい1週間から数週間程度かかります。

申し込みは各カード会社のWebサイトや郵送書類に住所・氏名・年収・職業などの個人情報を記載し、付帯サービスがあればその設定を行いましょう。

同時にカードを利用した際の引落し口座も登録する必要があります。

カードへの申し込みが終わると、本人確認のためにカード会社から電話確認が行われます。

もしも電話での確認が行えなかった場合は、健康保険証か住民票の写し、もしくは運転免許証といった本人確認書類をコピーして提出すればOKです。

ちなみにインターネットから申し込みを行うと、初年度年会費優待やポイントプレゼントなどのキャンペーンを活用できます。

カード会社からのインビテーション(招待状)が届く

2つ目は自分から申し込むのではなく、カード会社から招待状をもらって自分のカードをグレードアップする方法です。

現在使っている一般カードの利用実績からカード会社が信用できると判断すれば、「ゴールドカードにしませんか?」というインビテーション(招待状)が届きます。

前の項では、「ゴールドカードからさらに上のランクへのインビテーション」について解説しましたが、「一般カードからゴールドカードへのインビテーション」でもほとんど同じです。

インビテーションが届く条件は公開されていませんが、主に年間での利用実績現在の限度額延滞の有無から判断されると言われています。

そのため、同じカードでも会員によってインビテーションが来たり来なかったり・・・。

インビテーションを経由して作るゴールドカードの利点としては、年会費が割引・無料になったり、ポイント還元の優遇を受けれることがあります

また、アメリカン・エキスプレスのカードは保有後1年以上経過すれば、自己申告のアップグレードも可能です。

ゴールドカードのまとめ

ゴールドカードは、一般カードの上に位置するランクのクレジットカード。

選ばれたお金持ちだけのカードだったのも今は昔、ゴールドカードは誰でも作りやすくなりました

それでも年会費が高い分、一般カードと比べて得られるサービスやステータスは大きいです。

興味があれば、自分の生活スタイルとのバランスが良い納得のいくカードを探してみてくださいね。

それがあなたの生活に輝きを与えてくれることでしょう!

キラリと光るゴールドカード、ぜひこの機会に目指してみてはいかがでしょうか。

  • はてなブックマークに追加
  • Google+でシェア
  • Pocket