NFC RING

2016年に行われるリオデジャネイロオリンピックに向けて、VISAが新たな決済デバイス「NFC Ring」を開発しました。

なんと、指輪をかざすだけでお買い物ができちゃう優れもの。

オリンピック期間を快適に過ごせるよう、Team Visaの出場選手全員に配布される予定です。

NFC Ringとは?

NFC Ring

NFC Ringとは、VISAカードを紐づけて利用する"指輪型の決済デバイス"で、リングを付けて決済端末にかざすだけで決済が完了

リオデジャネイロオリンピックに出場する、Team VISAの選手全員に配布される予定です。

NFC Ringは、水深50メートルまで耐水加工もされているので、例えば「水泳選手がリングを付けたまま競技に出場し、試合後すぐに飲み物をワンタッチで購入」なんてことも可能!

試合で疲れた選手が、わざわざお財布を取りに行かなくても、すぐにお買い物ができるようにという意図が込められています。

NFC Ringの機能は?

NFC Ring

NFC Ringで出来ることは、お買い物だけではありません。他にも多くの機能が付いています。

  • ドアのロック解除
  • スマートフォンやタブレットのロックを解除
  • Wi-fiの情報や写真を送信
  • Wi-fiのパスワード設定
  • WebサイトのURL保存

また、NFC Ringは充電不要なので、充電切れでいきなり使えなくなる心配もありません。

セキュリティも万全

情報を保存・管理するエリアが存在

INFORMATION

NFC Ringには、Public InformationとPrivate Informationを、保存・管理する領域が存在します。

Public Information 誰かに見られても問題のない情報
リングを指にはめた時に、手の甲側に位置する
Private Information 公開してはならない個人情報
リングを指にはめた時に、手のひら側に来る
Publicエリアよりも狭い領域で作られている

外部からの不正アクセスを防止

PublicとPrivateの両方にデータ読み取り機からのアクセスがあった場合、エラーとなり、データの送受信ができません。

そのため、Privateエリアの個人情報が不正に読み取られることを防止します。

前述の通り、Privateエリアは、基本的に外部からアクセスされにくいように対策されています。

しかし、無防備にむき出し状態(手を開いたまま手のひらを露出するなど)でいることは、避けるべきでしょう。

口座番号などは暗号化して管理

トークナイゼーション

NFC Ringは、Visa Token Serviceの技術を採用。

Visa Token Serviceとは、Apple PayやAndroid Payなどにも利用されている、最先端のセキュリティシステムで、情報を暗号に置き換えて保存するというものです。

NFC Ringも、同様に「口座番号などの決済情報」を、デジタルトークン(電子暗号)に置き換えて管理

そのため、重要な決済情報が外部に漏れる可能性は、極めて低いです。

NFC Ringまとめ

NFC Ringが配布されるのは、リオデジャネイロオリンピック選手のみ。

しかし、VISAはオリンピック村やオリンピック・スーパーストアに対して、4,000個のNFC対応決済端末を設置する予定です。

そのため、NFC Ringだけでなく、VISAのモバイル版決済アプリ「VISA Checkout」も使用可能になります。

VISA Checkoutは日本ではあまり普及していませんが、おサイフケータイのようなイメージ。

オリンピックファンも、スマートフォンを通じてモバイル決済ができるよう、環境を整えるとのことです。

クレジットカードも、いずれ指輪型へ姿を変えるのでしょうか?想像が膨らみます。

もっと読む

  • 0
    はてなブックマークに追加
  • 0
    Google+でシェア
  • 0
    Pocket