大学生

学生の皆さんはクレジットカードにどんなイメージを持っていますか?

中には「発行には審査が必要で、社会人の持ち物」という印象を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに私も正直な話、学生時代にクレジットカードを意識したことはありませんでした。

でも実は、各カード会社は大学生や専門学生のために専用のクレジットカードを発行しています

しかも学生ならではの特典が使えてお得なものばっかり。

そこで今回は、数あるクレジットカードの中から学生にフォーカスした「学生専用カード」についてまとめてみました。

「学生だから安定した収入なんてないし、審査が不安」や「まだクレジットカードは必要ないかなぁ」と思っている方もぜひ読んでみてくださいね。

学生専用カードとは

学生専用カードは高校生を除く大学生や専門学生など、学生だけを対象に発行しているクレジットカードです。

各カードそれぞれに年齢制限(18歳~29歳)が設けられており、大学の偏差値などは関係なく作れます。

高校に在学中でなければ18歳でも取得は可能ですが、未成年の場合は親権者の同意が必要です。

なお「学生」と言っても、研修生や予備校生は対象外なので注意してください。

学生専用カードの利用限度額

上昇グラフ

一般的に学生専用カードの利用限度額は10~30万円程度です。

おっと!その前に補足しておくと、利用限度額とはカードに設定されている上限金額のことです。

実際、上限金額が10万円と聞くと少し物足りない感じがしちゃいますよね・・・(汗)。

でも学生専用カードの利用枠はこのあたりからスタートする場合がほとんどです。

社会人であれば安定した収入が見込めますが、学生の場合は収入が安定していないため、基本的に低い利用限度額が設定されます

いわゆるカード会社の「リスク管理」ってやつです。

ちなみに利用限度額が心もとないと感じた時は、カード会社の電話窓口やWebサイトから申請することで一時的な利用限度額の増額が可能。

利用実績によっては継続的な増額もできるため、希望する方はコールセンターに相談してみてくださいね。

学生専用カードのメリット

学生専用カードは一般向けのクレジットカードと比べてお得な仕上がりです。

学生さんを優遇するためのスペシャルなカードなので、在学中でしか味わえないメリットをこれでもかと堪能できます。

年会費が無料

1万円札の上で考える小さな人形

学生専用カードで、特に優遇されているなぁと感じるのは「年会費」です。

学生専用カードは年齢に制限があるものの、在学中の学生であれば誰でも無料で利用できます。

例を挙げてみるとJALカードnavi(学生専用)は年会費が無料ですが、一般向けのJALカードの年会費は2,000円(税抜)!

カードを取得しても年会費が必要ないのは、収入が少ない学生さんの強い味方になるのではないでしょうか?

ポイントが貯まりやすい

ポイント

学生専用カードは、一般向けのカードよりもポイントやマイルを貯めやすくなっています。

それは各カード会社が「学生のみなさんにクレジットカードをもっと使ってもらいたい」と考えているからです。

例えば、楽天カードが発行している学生専用のカード「楽天カード アカデミー」は、Rakuten ブックスの入会初年度においてポイントが通常の5倍貯まります。

新学期で必要な参考書や教科書を購入するなら、Rakuten ブックスを使うと断然お得です。

他にも学生専用カードなら、学生生活のあらゆる場面で活躍してくれます。

  • 携帯電話の支払い
  • 教科書や参考書の購入費
  • 友達と一緒に行ったカラオケ代
  • 日用品や洋服のショッピング代
  • スマートフォンのアプリ課金
  • 就活で使うスーツやホテル代
  • 留学や卒業旅行で海外渡航費

学生の方なら頭を悩ませる出費ばかりですね。

でもこんな出費も、例えば入会から5年間ポイントが2倍になる「ジャックスカード アクルクス」を使うと、簡単にお得をゲットできちゃいます。

上記で紹介したカードはほんの一例ですが、出費をお得に変えられるのが学生専用カードの強みです。

海外旅行や留学で安心を得られる

空港

学生専用カードのほとんどは、海外旅行保険が標準装備されています。

これは学生さんだと卒業旅行や留学で、海外に行くことが多いためです。

参考までに海外の治療費を見ていただければ、旅行傷害保険の必要性が分かるかと思います。

国名 事故内容 保険金支払額
グアム ゴルフ中に脱水症状 103,204円
ドイツ バスタブで転倒し、骨折 838,697円
イギリス 階段で転倒し、足首捻挫 229,005円
トルコ 食あたりによる腹痛 84,560円
タイ 階段で転倒し、両足のかかとを骨折 2,360,338円
参照:2014年度版東京海上日動火災保険株式会社発行「世界の医療と安全」

これほど海外の治療費が高額になるのは、医療技術の評価が高いことや過度な検査が主な原因のようです。

そんな時もJALカードnavi(学生専用)ANA VISAカード(学生用)なら、持っているだけで自動的に保険が付帯するため、面倒な保険加入手続きをせずに安心を手にできます。

審査のハードルが低い

喜びに飛び跳ねるスーツの男性

学生専用カードは審査に通りやすくなっています

その理由は、学生さんは初めてクレジットカードを作る方が多く、収入も基本的に少ないからです。

そのため利用実績や年収という、カードを作る上での大きなハードルがあまり重要視されていません。

つまり学生専用カードなら、社会人になって「安定した収入」などを求められる前にカードを手に入れられちゃいます

審査のハードルが低い学生のうちに作っておくのがおすすめです。

学生専用カードにデメリットはない

結論から言えば、学生さんを優遇している学生専用カードにデメリットはありません

前項でもお話した通り、年会費は無料ですし海外旅行保険も付帯します。

そのためカードを持っていてプラスになることはあっても、マイナスになることはないんです。

強いて何か挙げるならば、利用限度額が一般向けのクレジットカードよりも低いことぐらいでしょうか。

しかしこれも前述しましたが、カード会社に申請すれば理由次第で増額が可能なためノー・プロブレムです。

学生専用カードの種類

さて、次は学生専用カードの種類について解説します。

また「学生専用」のカードではないのですが、学生にも関わりのある大学提携カードについても併せて解説しますね。

学生専用カードは2つに分類できる

学生専用カードは、卒業後にどうなるかで大きく2つに分けられます

それは、卒業後の更新で一般向けカードへ切り替わるカード継続して利用できるカードです。

どちらの種類の学生専用カードを持っていても、卒業後にクレジットカードそのものが使えなくなるわけではないのでご安心ください。

学生専用カードの一覧

卒業後も継続可能なカードと、一般向けカードに切り替わるカードを一覧にまとめてみました。

まずは継続可能なカードです。

卒業後も継続可能なカード
カード名 年会費と申込可能な年齢 継続利用 主な特典
 学生専用ライフカード    無料  卒業後は通常のライフカードとして継続利用可能(保険自動付帯や海外でのキャッシュバックが利用できなくなる)   海外ショッピング利用5%キャッシュバック 
 満18歳~25歳 の学生の方  海外保険自動付帯
 ジャックスカード アクルクス     入会から5年間無料  卒業しても更新までの5年間は継続利用可能(5年後のカード更新時から、年会費1,250円+税がかかりポイントの優待も利用できなくなる)    入会から5年間ポイント2倍 
 満18歳~29歳の学生の方 

続いて、卒業後に切り替わるカードです。

卒業後に切り替わるカード
 カード名   年会費と申込可能な年齢 切り替わる  主な特典 
 楽天カード アカデミー     無料  卒業後、一般向けカードへ     初年度Rakutenブックスでのポイント5%
 満18歳~28歳の学生の方  楽天トラベル「高速バス予約」でポイント3%
 ANA カード(学生用)    在学中無料  卒業後、一般向けカードへ(一般向けカードを継続すると卒業マイルプレゼント:2,000マイル)    学生専用のボーナスマイルが貯まる
 満18歳以上の学生の方  国内外旅行保険自動付帯
 JALカードnavi(学生専用)    在学中無料  卒業後、一般向けカードへ(一般向けカードを継続すると卒業マイルプレゼント:2,000マイル)    学生専用のボーナスマイルが貯まる
 満18歳~29歳の学生の方  在学中マイルの有効期限が無期限
 Tuoカード    初年度無料、2年目から1,250円+税(前年にカードを利用すれば無料)  卒業後、一般向けカードへ    カードの申込時、5万、10万、30万から利用限度額を設定可能
 満18歳以上で大学生協組合員になっている学生の方  顔写真付きのカードを選択可能

表を見てみると、卒業後に一般向けのカードに切り替わるほうが多いですね。

これはカード会社が、学生さんの卒業後もずっと自社のカードを使って欲しいと考えているからです。

大学と提携しているクレジットカード

大学キャンパス

学生向けのクレジットカードには、大学提携のクレジットカードがあります。

在学中はもちろん、卒業生や教職員などの大学関係者向けに提供されているカードです。

この大学提携カードで発生した手数料は、奨学金や研究資金として還元されます

つまり大学がカードを発行するのは、大事な資金源となっているからなんですね。

ご参考までに、いくつかの大学提携カードを表(50音順)にまとめてみました。

大学提携カード一覧
大学名  カード名  主な特典
慶應義塾大学  慶應カード   1,000円かかる慶應メディアセンターの入館が無料になる(在校生のみ) 
早慶戦(野球やラグビーなど)の招待 
専修大学  専修大学カード   結婚式に校友会長名で祝電 
全国の協力店での割引 
筑波大学 筑波大学カード つくば市内をはじめ全国の協力店で割引 
法政大学  法政オレンジCAMPUSカード   学内生協での割引 
全国の協力店での割引 
明治大学 明治大学カード  学内レストランでの飲食料金割引 
結婚式で学長直筆の祝電
明星大学  明星カード   学内購買での教職・資格関係のテキスト割引
卒業式の着物や袴レンタル 
立教大学  立教カード  聖路加国際病院の1日人間ドック特別割引
 結婚記念に応援歌(セントポール)入りのオルゴールを進呈
早稲田大学 早稲田カード Students 生協組合員証と一体化
社会人講座受講料や書籍などの割引

調べてみると、普通のクレジットカードでは使えないような大学提携カードならではの特典が満載でした。

着物レンタルや祝電なんかは地味に嬉しいやつですね(笑)。

学生専用カードとヤングカードの違い

天秤

若年層を対象としたカードといえば学生専用カードの他にも、ヤングカードというクレジットカードがあります。

どちらも若年層向けなので、理解するにはちょっとややこしいです。

そこで、違いを分かりやすくするため両カードを簡単に比較してみました。

学生専用カードとヤングカードの比較

まず整理しておくと、どちらも学生向きのカードであることは間違いありません。

学生専用カードは年齢制限があり、学生だけしか持てないカード。

対してヤングカードは、条件が年齢制限だけなので社会人でも持てる若年層向けのカードです。

それでは、2つの特徴を一覧にまとめてみましたのでご覧ください。

学生専用カードとヤングカード比較
  学生専用カード ヤングカード
申込資格 学生+年齢制限 年齢制限(社会人でも取得可能)
年会費 無料 無料
利用限度額 10~30万円 10~80万円
家族カードの発行 不可 可能
有効期限 卒業までが多い 5年
ポイント 貯まりやすい 貯まりやすい
付帯保険 自動付帯 利用付帯が多い
支払い方法 1回払い、2回払い、ボーナス1回払い、分割払い、リボルビング払い 1回払い、2回払い、ボーナス1回払い、分割払い、リボルビング払い

互いに年会費が優遇されていますが、ヤングカードは利用限度額が高く設定されていて家族カードを発行できます

一方、学生専用カードはターゲットを絞っている分、自動付帯保険などのメリットに特化している印象です。

ヤングカードの一覧

学生専用カードとの比較をご紹介したので、参考までにヤングカードも一覧にまとめてみました。

ヤングカード一覧
ヤングカード名 年会費と申込可能な年齢 主な特典
三井住友VISA デビュープラス  初年度無料、通常年会費1,250円+税(前年1回以上の利用で無料) ポイント獲得が一般カードの2倍
満18歳~25歳まで 満26歳以降、自動でプライムゴールドカードへ
セディナカード ファースト  初年度無料、通常年会費1,000円+税(前年に1回以上のカード利用で無料)  全国のセブンイレブンやイトーヨーカドーでポイント3倍
 満18歳~25歳まで  26歳以降の更新時、セディナカードクラッシックに切り替え
 ANA JCBカード ZERO  無料  ANA便に搭乗ごとに区間基本+10%のボーナスマイル
満18歳~29歳まで (学生不可) 初回更新時、ANA JCB一般カードへ自動切り替え
 JCB CARD EXTAGE  無料  入会から3ヵ月間ポイント4倍(4ヵ月目以降は1.5倍) 
満18歳~29歳まで   初回更新時、自動でJCB一般カードへ切り替え
 MUFGカード イニシャル   初年度無料、通常年会費1,250円+税(学生の方は在学中無料)  入会から3ヵ月間ポイント3倍
満18歳~29歳まで  初回更新時、自動でMUFGカード ゴールドへ 切り替え

ヤングカードは既定の年齢を過ぎてから最初のカード更新を迎え、一般向けカードやゴールドカードに自動的に切り替わります

学生専用カードの申し込み

ノートPC

学生専用カードの申込方法はカード会社のWebサイト、または書類郵送の2種類です。

先に流れをご説明しておくと、以下のような手順になります。

  1. 申し込みたいカードのWebサイトor郵送書類で申し込み
  2. 審査結果の通知(メールもしくは書面)
  3. 本人確認書類や学生証のコピーを提出または配達員に提示
  4. カードの受け取り

Webサイト・書類申し込みのどちらにしても、必要事項には記入漏れや嘘のないように注意してくださいね

いくら学生を優遇しているカードとはいえ、情報が不確かだと審査に通らないので気を付けましょう。

ちなみに申し込んでから1~2週間程が、カードの届く目安です。

もしも、それより早くカードが欲しいという場合は、最短3営業日で発行できる学生専用ライフカードなどを検討してみてください。

学生専用カードのまとめ

さて、学生生活の強い味方である学生専用カードはいかがでしたか。

自動付帯保険やポイントの貯めやすさなど、学生の方を優遇するサービスがモリモリ備わっています。

これだけお得なら私も学生の時に知りたかった・・・(悲)。

学生専用カードはクレジットカードを初めて作る方も、すでに1枚持っている方にもおすすめです。

学生の間しか手に入らないお得なカードなので、興味があればぜひ検討してみてください。

学生専用カードを使えば、キャンパスライフをお得にサポートしてくれること間違いなしですよ。

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