メッセージアプリがお財布になる!?中国人観光客向けの決済サービス『WeChat Payment』について。

野菜を産地直送で提供するベジコープは、東京ビッグサイトで開催された『Food TABLE in JAPAN 2016』にて2月11日に新しい決済サービスを展示しました。

それは、中国人観光客向けの『WeChat payment(ウィチャットペイメント)』というもの。

WeChat paymentを使えば、街のお店にいながらオンラインで決済ができます。

メッセージアプリがお財布に

WeChat paymentとは、メッセージアプリの「WeChat」を使った決済サービス。

WeChatは日本で言うところのLINE(ライン)のようなもので、中国では9億人のユーザー数を集めています。

そのうちなんと4億人が既にWeChat paymentを利用していて、一般的な決済手段になりつつあるとか。

WeChat paymentはオンラインから誕生した決済サービスでありながら、オフライン(街のお店)で利用可能。

日本では2015年7月からサービスを開始し、大丸松坂屋百貨店では既に導入されています

WeChat paymentの使い方は?

使い方としてはこんな感じで、特に難しいことはなさそうです。

  1. ユーザーが自分の口座をWeChatに登録
  2. 店側がiPhoneなどの端末を利用して決済金額を入力
  3. 店側決済アプリを起動してユーザーのQRコードを撮影

支払いが完了すると、ユーザーの端末には"日本での支払額と人民元に換算された金額"が表示されるため、レシートも不要。

WeChat paymentのメリットは?

WeChat paymentのメリットをユーザー側と店舗側に分けて、いくつかまとめてみました。

ユーザー側1:手数料がかからない

中国で最も一般的な決済手段である「銀聯カード」は利用時に手数料がかかりますが、WeChat paymentなら手数料無料

お買物をする際にネックだった、「手数料」というネガティブ要素が取り除かれることで、お買物をもっと楽しめます。

ユーザー側2:お金の管理が楽

支払いが完了した後は、日本円と人民元のどちらもオンライン上で確認できるので利用額の管理が楽ということ。

もちろんレシートも不要なので、支払いから明細まで全てオンラインで行えます。

店側1:コストが抑えられる

クレジットカードの決済端末は設置する際に会社に依頼して審査を受け、契約するなどの手間がかかります。

しかしWeChat paymentは、iPhoneやiPadを決済端末として利用できるので、店側にとっても手間やコストも抑えられるメリットも。

店側2:売上UPが期待できる

現金をあまり持たない中国人にとって、インバウンド決済(外部からの情報を読み取る決済手段)のニーズはとても高いもの。

Alipay国際決済や銀聯カードなど、中国で現金より主流となる決済手段を導入することで、日本のお店にとっても売上UPが期待できます。

また、クラウド上で売上の管理も出来るので手間がかかりません。

店側3:集客につながる

WeChatの公式アカウントを利用すれば、ユーザーの管理や、情報発信による集客を実現することもできます。

WeChatを用いて集客したユーザーが、WeChat paymentで決済するという、スムーズな流れを効率よく作れますね。

まとめ

WeChat paymentは、中国では既に30万の店舗が導入している決済サービス。

日本ではまだあまり普及していませんが、インバウンド決済の需要に伴って国内での普及が予想されます。

そこでベジコープが代理店の1つとなり、今後は日本でも飲食店を中心に導入をサポートするそうです。

もっと読む

  • 0
    はてなブックマークに追加
  • 0
    Google+でシェア
  • 0
    Pocket